名称:ウリハダカエデ
科名:カエデ科
属名:Acer
学名:Acer rufinerve
番号:09052 (3)
概要:5月頃、葉と同時に細長い総状花序を垂らして、淡緑色の小さな花を開く。雌雄異株。多くはブナ帯にはえる落葉樹。樹皮が、マクワウリの実の色に似ているので、「ウリハダ」の名がある。古くは、樹皮で縄をつくった。この他に、葉に白い斑が入る品種を「ハツユキカエデ」(f.albolimbatum)という。
名称:エリカ
科名:ツツジ科
属名:Erica
学名:Erica
番号:09053 (3)
概要:南アフリカ、地中海沿岸、イギリス、北部ヨーロッパ、スカンジナビア西海岸に広く分布している。英語ではエリカの仲間を「ヒースheath」と呼び、同じツツジ科の「カルーナCalluna」といっしょに植栽し、“ヒースガーデン Heath Garden”と称して、観賞用によく利用される。エリカの楽しみ方はさまざまだが、ヨーロッパ原産の種類は、いずれも小輪多花性なので、個々の花を観賞するというよりも、花全体が、カーペット状に見える点に重きを置いた方がよい。自生地では、湿地に近いところに、エリカやカルーナ類は群生しているが、日本では、夏の高温多湿が栽培に大きな問題となるので、排水よく、夏の強光を避けて栽培することを勧める。
名称:オオデマリ ’ジェミニ’
科名:スイカズラ科
属名:Viburnum
学名:Viburnum plicatum var. tomentosum forma plicatum 'Jemini'
番号:09054 (13)
概要:ヤブデマリの花がすべて装飾花になった園芸品種。5~6月頃、ピンクと白の咲分けとなる手まり状の花をつける。2色の花もある。性質は丈夫で、庭園樹としての利用が多い。
名称:オオバクロモジ
科名:クスノキ科
属名:Lindera
学名:Lindera umbellata var. membranacea
番号:09055 (8)
概要:クロモジの変種で、いくぶん葉が大きい。3~4月頃、葉と同時に、小枝の節に散形花序をだして、淡黄緑色の小花を多数つける。雌雄異株。果実は9~10月頃に、緑→茶→黒へと熟す。秋には、黄葉が美しい。材は高級な楊枝として利用される。葉や種子からも香油がとれる。
名称:オオヤマレンゲ
科名:モクレン科
属名:Magnoliaモクレン属
学名:Magnolia sieboldii
番号:09057 (12)
概要:5~7月頃、枝先に、直径8~10cmの甘い芳香ある白花が下向きに咲く。園芸品種の「ミチコレンゲ(cv.Plena)」は、八重咲種である。「ウケザキオオヤマレンゲ(Magnolia watsonii)」は、オオヤマレンゲとホウノキ(Magnolia obovata)の雑種で、その名の如く、大輪の芳香ある白い花を上向きに開花させる。
名称:オトコヨウゾメ
科名:スイカズラ科
属名:Viburnumガマズミ属
学名:Viburnum phlebotrichum
番号:09058 (8)
概要:5~6月、枝先から散房花序を垂らして、白い花をつける。9~10月、赤い実が熟し、垂れ下がる様子が美しい。
名称:オトコヨウゾメ 黄実
科名:スイカズラ科
属名:Viburnumガマズミ属
学名:Viburnum
番号:09059 (6)
概要:オトコヨウゾメの変種で、実の色が黄色となる。花は白色。オトコヨウゾメより、葉は明るい色合いになっている。
名称:カツラ 銅葉(のちぐらみ)
科名:カツラ科
属名:Cercidiphyllumカツラ属
学名:Cercidiphyllum japonicum
番号:09060 (2)
概要:春の新緑や、秋の紅葉がとても美しい。雌雄異株。本種は、新葉展開時が赤胴色になるタイプであるが、その銅葉は、その後、徐々に緑葉となる。(のちぐらみ)
名称:カバレンゲツツジ(レンゲツツジ)
科名:ツツジ科
属名:Rhododendronツツジ属
学名:Rhododendron japonicum Suring
番号:09061 (3)
概要:日本特産のツツジで、北海道から九州まで、初夏の山々を彩るツツジとして親しまれる。シラカバの根元を樺色(カバイロ)に染める群落は素晴らしい。落葉低木で、高さは1m~3mくらいになる。名前の由来は、レンゲソウと同様に、花が輪のように並ぶ姿を、蓮華(レンゲ)つまりハスの花に見立てたのだろう。栽培は、排水良くつくる。天然記念物や県花として選定する地域もあり、公園や庭に植栽される。
名称:ガマズミ
科名:スイカズラ科
属名:Viburnumガマズミ属
学名:Viburnum dilatatum
番号:09062 (7)
概要:5~6月、白い小花を多数開く。8~10月、果実は赤く熟し、霜が降りる頃になると、白い粉をふいて甘くなり、食べられる。果実酒は上等である。枝は柔軟性があり、強く折れにくいため、ハンマーの柄など、道具の柄に利用される。また、杖にもよく、古くは、ねじって薪をしばるのに使われた。鉢植え,庭植えともに向く。果実が黄色に熟す品種を、「キミノガマズミ(f.xanthocarpum)」という。
名称:カマツカ
科名:バラ科
属名:Pourthiaea
学名:Pourthiaea villosa
番号:09063 (4)
概要:4~5月、枝先に白い小花を多数つける。10~11月、果実は赤く熟し、先端にがく片が残る。甘酸っぱく、食べられる。和名の由来は、材が硬く、丈夫で折れにくいので、鎌の柄によく使われたことによる。枝を火であぶりながら曲げていくと、折れずに輪にすることができる。
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